New Emit series(2021 model)
※VGP2022映像音響部門・金賞 EMIT50
※VGP2022映像音響部門・受賞 EMIT10、20、30、25c
※VGP2022ピュアオーディオ部門・金賞 EMIT50、30
※VGP2022ピュアオーディオ部門・受賞 EMIT10、20
※オーディオ銘機賞2022・銅賞 EMITシリーズ
この度DYNAUDIOでは、ご好評いただきましたEMITシリーズをリファインし、新型EMITシリーズとして販売開始いたしました。
新シリーズはブックシェルフタイプの10、20とフロアスタンディングタイプの30、50。
それにセンタースピーカーとして25cの5モデルをラインナップ。
(Emit 10)
サイズを感じさせないエネルギーと瞬発力
ベーシックなEmitシリーズの中でも、最もコンパクトな2ウェイ・ブックシェルフ型です。A4サイズよりさらに小さく収めたフットプリントは、メイン・スピーカーにもまたホームシアターのサテライトにも好適。機動性に富んだスタイルは使い方を選びません。
トゥイーターは上級機Evoke直系のCerotar。特殊コーティングを施した28mmファブリック・ドームの背後にインナードームHexisを装備し、マグネットはフェライト+として平坦なレスポンスと強靭な瞬発力を確保しています。またウーファーは14cmMSPコーン。フェライト+のデュアル・マグネット磁気回路で銅クラッド・アルミ線のボイスコイルを駆動し、強力で滑らかな動作を実現しました。さらにネットワークにはトゥイーター側を1次、ウーファー側を2次としたハイブリッド構成を採用し、各ユニットの特性を最適化することでつながりを密接なものとしています。キャビネットにはデュアルフレア型バスレフポートを装着し、乱流を抑えて不快な摩擦音を一掃しました。
仕上げはサテンホワイトとサテンブラックのほか、新たにウォールナットも用意しています。
(Emit 20)
ブックシェルフ・タイプのニュースタンダード
長くディナウディオの定番となってきた、ソフトドーム・トゥイーターと18cmウーファーによるブックシェルフ型です。トゥイーターはフェライト+・マグネットを搭載したCerotar。ファブリック・ドームにはDSR(ディナウディオ・シークレット・レシピ)コーティングを施し、背後にインナードームHexisを装備しています。またリアチェンバーにはエアフローを高めた新形状の設計を施し、背圧を最適化してレスポンスの平坦化を図りました。ウーファーは伝統のMSPコーン。ダストキャップを一体化して剛性を高め、フェライト+のデュアル・マグネットによる磁気回路で強力に駆動します。ボイスコイルはグラスファイバーをボビンとした銅コーティング・アルミ線。軽量なアルミ線の導電性を高め、反応の速さをいっそう確かなものとしました。
クロスオーバーはトゥイーターを1次、ウーファーを2次としたハブリッド型の新構成。キャビネットにはデュアルフレア・バスレフダクトを装備し、静寂で滑らかな低域特性を約束します。仕上げはサテンホサイト、サテンブラック、ウォールナットの3色。全てに余裕を持たせた設計が耐入力や能率などの性能を拡張し、ニュートラルで整然とした無理のない再現性を実現しています。
(Emit 30)
スリムなシルエット、炸裂するダイナミズム
フットプリントをEmit 10と同じ極小サイズに収めたスレンダーそのもののフロア型です。トゥイーターのCerotarはイリーズ共通の28mmファブリック・ドーム。インナードームHexisを直近の背後に装備し、背圧を制御してレスポンスを平坦に保ちます。またエアフローを精密に考慮したリアチェンバーとフェライト+・マグネットの磁気回路によって、20kHz以上までブレイクアップのない高域特性を獲得しました。さらに再生下限周波数も700Hzにまで引き下げ、クロスオーバーの設計に幅広い自由度を加えています。ウーファーには14cmのダストキャップ一体型MSPコーンを2基装備。フェライト+のデュアルマグネット・システムが磁束の集中を確保し、銅クラッドアルミ・ボイスコイルに適確な制動を施してシャープで強靭な再現力を引き出すのです。ユニット構成はスタガーの2.5ウェイ。片方のユニットを1000Hzで減衰させ、低域の量感と明瞭な中・高域のバランスを最適に維持します。またネットワークはトゥイーターを1次、ウーファーを2次としたハイブリッド型。デュアルフレア・バスレフダクトは背面に2基搭載して、ロールオフをより明確なものとしました。仕上げはサテンホワイトとサテンブラック、ウォールナットの3色です。
(Emit 50)
周到な設計が支える鮮やかな余裕
Emit 50は、このシリーズで初めて加わった唯一の3ウェイ・フロア型です。シリーズ共通のトゥイーターは、特殊コーティングを施した28mmファブリック・ドームのCerotar。フェライト+・マグネットとインナードームHexisという最新世代の技術を装備し、精密なレスポンスを実現しています。またミッドレンジは専用に開発された15cmMSPコーンです。磁気回路はフェライト+のデュアル・マグネットとし、高密度な磁界にアルミのショート・ボイスコイルを配置して制動に優れた動作を確保しました。そしてパラレル駆動の18cmダブルウーファーも、このモデルだけの特別仕様です。540Hz以下という再生帯域を考慮してボイスコイルをアルミではなく銅線とし、低域再生に必要な重量を加えて上位モデルにも引けをとらないレスポンスの深さを獲得しています。クロスオーバーもトゥイーターを1次、ミッドレンジを2次、さらにウーファーは4次とした独創的な構成。2基のデュアルフレア・バスレフポートを備えたキャビネットには入念なブレーシングを施し、万全の態勢を整えました。緻密な解像力と艶やかさが、豊かなスケールと見事に共存しています。仕上げのカラーはサテンホワイトとサテンブラック、ウォールナットの3色です。
(Emit 25C)
伸びやかな空間表現の要となるセンター・モデル
ホームシアターやマルチチャンネルに欠かせないセンター・スピーカーは、もちろんEmitシリーズでも重要な位置を占めています。14cmウーファー2基を搭載した2.5ウェイ・スタガー構成は、フロア型Emit 30と全く同一。ウーファーの片方を1000Hzで減衰させ、コンパクトなサイズながら量感に富んだ明快な低音とハイスピードな中・高域を無理なく接続します。キャビネット背面にはデュアルフレア・バスレフダクトを装備。低音の切れをいっそう確かなものとしました。トゥイーターにはセラミック・タイプのフェライト+・マグネットを搭載。特殊コーティングを施した28mmファブリック・・ドームとインナードームHexisのコンビネーションが滑らかなレスポンスを実現し、明確な定位とサービスエリアの広さがリアルな音場再現を引き立てます。仕上げにも他のモデルと同様、サテンホワイト、サテンブラック、ウォールナットの3色を用意しました。