EVIDENCE PLATINUM

「最高のスピーカー」と称される理由はここにあります。

35年前のDynaudio創立以来、エンジニアたちはその時代の最先端の「どこにもない音」を作り続けるために日々その技術を磨いてきました。それは「自然で忠実な音楽の再生」というただひとつの目的の実現のためです。
しかし私たちの目標をなすために必要な技術は当時まだありませんでした。Dynaudio独自のプレミアムバスドライバー、ツイーター、そしてキャビネット等の技術開発を行う必要がありました。こうして技術革新に明け暮れる日々の中で我々はこの野心的ともとれるゴールに気づくとき、知らぬ間に業界内の標準を塗り替えていたのです。長年Dynaudioはこの基本理念にこだわり続け、より優れたスピーカー製造のために技術開発を進めてきました。こうして最高峰の技術により新たに作り出されたモデルがEvidence Platinumです。DDCテクノロジーと称す我が社の革新的な音響技術と、これまで培った知識が融合されてできた「最高の音」は、今まで聴いたことのない音楽鑑賞体験をもたらすことでしょう。
Evidence Platinumはドイツ、ミュンヘンで行われたHIGH END 2012でコンセプトスタディーとして発表されました。多くのビジターや、ディストリビューター、ディーラーの熱烈な反響をうけ、ただのコンセプトから現実化へと進めることを決意しました。コンセプトの見直しを経てデンマーク、スカンデルボルグで2012年11月、新たな時代を切り開くべく製造が開始されました。

Evidence PlatinumはそのオリジナルであるEvidence TemptationやEvidence MasterからDynaudioの最新モデルであるConsequence Ultimate EditionとConfidence Signatureの開発で得た新たな経験と知識を融合し進化しました。伝統的に培われてきたデンマーク:スカンデルボルグの職人技、Dynaudio独自のDynaudio Directivity Control 技術 (DDC)、最新型のドライブユニット、厳選されたクロスオーバー部品、そして最高レベルのファインチューニングをすべて搭載しています。
Dynaudioは新たに極上のバスパフォーマンスの為に18W75 EvidenceウーファーをこのPlatinumに搭載しました。平行に並べられた4つのバスドライバーは表面的には大型ダイアフラムを使用し代わり映えしないかもしれませんが、多数のヴォイスコイル、マグネットを搭載した時の利点を大いに活かし、低音域をよりダイナミックに、より正確に再現します。
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Dynaudio社開発のEsotar2トゥイーターはEvidenceモデルでは本機Platinumで初めて搭載されます。DDC技術導入の為にこのPlatinumでは新たに進化した精巧なコーティングを施された2つのEsotar2トゥイーターに加え2つのミッドレンジドライバーを硬質な純アルミニウムのフロントバッフルに取り付けました。
クロスオーバーレイアウト、クロスオーバー構成共に改良され、内部配線、そしてケーブルターミナルが以前のEvidenceモデルからアップグレードされました。さらには台座をあらたに強化しました。DynaudioのEvidenceモデルは常に真実を追い求めるオーディオファイルの指標やそのインスピレーションの源であろうと心がけています。Evidence Platinumはこの耳の肥えた専門家たちをより「真実の音」へと近づくための入口になりたいと思います。

純粋美。時代性を超えたエレガンスな佇まい。魅力的なスリムボディ。落ち着いたなめらかなサテンブラックのフロント。
Evidence Platinumは控えめさと力強さを同時に兼ね備えています。

厳選されたウッドベニアーに施された美しいピアノラッカー、精巧に削り出されたアルミニウム、緩やかにカーブする美しいフォルム、Dynaudioのフラッグシップなデザインです。キャビネットはその外見からは3つの構成でなっています。:上部は低部バスセクション、ミッド、トレブルドライブユニットがそれぞれ最大限のパフォーマンスを発揮できるように計算され、個々に分かれて配置されています。心臓部と言える中央部分にはクロスオーバーがあります。アルミでできたミドルセクションに独立して置かれ、振動に影響されないようにしっかりと密閉されています。この卓越したクロスオーバーを言葉で言い表すのはのは容易ではありませんが、注意深く厳選された部品によって構成され、洗練されたDDCとのマッチングはまさにPlatinumの現代的で進化したデザイン性をそのまま投影しています。

2つのミッドレンジドライブユニットとソフトドームトゥイーターはCNCで加工された硬質なアルミニウムでできたミドルセクションに搭載されています。アルミブロックを滑らかなラウンド形状に加工したフトントバッフルにより、ばらつきや偏りのない音の広がりを実現。完璧なまでの透過性と強張りのない高音域の再生によって軽やかで細部にわたって正確に再現される音は特別な音楽経験を作り出します。トゥイーターのソフトドームは共振のないチタン製のバーで保護されています。

クロスオーバーは厳重に共振、共鳴防止が施され、さらに当ユニットを独立して配置することによって高熱下、密閉環境でも最高のパフォーマンスをするように配慮されています。加えて背部にベンチレーションを設置することによってハイヴォリュームでの長時間再生、瞬間的な信号の変化を繰り返す音楽信号にも安心して稼働するように熱コントロールされています。DDC技術採用により、ウーファーキャビネットはミッドレンジドライバーと高域ドライバーの上下に挟み込むように配置されています。

これには音響学的に2つの利点があります。:1つには低音域音が空間に対して均等に広がるということです。(それに比べ、ひとつのウーファーではサブウーファーのように働き、音割れ、アンバランスな音の広がりを見せることがあります)もう一つにはこの4基のウーファー搭載デザインにより従来の大口径ウーファー1基搭載デザインよりもさらに力強くスピーディーな音が小型化されたシングルボイスコイルマグネットから生み出されます。さらに小型化、複数化することによってEvidence Platinumのこのエレガントでスリムなシルエットが可能になったのです。このデザインとDDCの技術により、空間共鳴フリー、かつあらゆる空間にフィットするEvidence Platinumが生まれたのです。

*Evidenceシリーズは受注生産モデルです。ご注文から日本到着までおよそ3ヵ月程度かかります。

 

Technical Specifications

  Technical Specifications
Sensitivity 89 dB
 
Recommended min. Amp. Power Listening distance:

3 m:    20 watts (4 ohm)
5 m:    60 watts (4 ohm)
7 m:  120 watts (4 ohm)
10 m:  250 watts (4 ohm)
 
IEC Power handling 550 W
 
Impedance 4 Ω
 
Frequency Range 28 Hz – 25 kHz (± 3 dB)
 
Bass Principle Bass-Reflex, rear-ported
 
Bass Port Resonance Frequency 27 Hz
 
Crossover slope 6dB/octave
 
Weight 115.0 kg / 253.5 lbs
 
Dimensions (W x H x D) 210/390 × 1940 × 510 mm
(8.3/15.4 × 76.4 × 20.1 in)

 

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