Center Base
センター・チャネルは、単なる効果用スピーカーと考えるべきではありません。ハイ・クオリティ・システムではメインスピーカーと同程度の重要性があるからです。
演奏レベルが設置方法次第で大きな影響を受けることはいうまでもないことです。このため、部屋の中でのサウンド放射方向を正しく保つことが大変重要となります。ホームシアター体験をわくわくするような印象深いものにするには、センターチャネルをスクリーンのすぐ近いところに設置し、サウンドをリスニング領域内に精確に投射しなければなりません。このため、センターチャネルをスクリーンの真上か真下におき、スピーカーをそれぞれ上方か下方に傾ける必要が生じます。
Dynaudioセンターベースを使えば、スピーカーの向きを上向き、あるいは下向きにすることができ、多様な種類のセンターチャネル・モデルに好適です。センターチャネルには、2組のティルト・ウェッジ(傾斜楔形)がついており、ピッチ角は上向き、下向きに、それぞれ4度または8.8度の合計4つが選択可能ですから、いずれかの方向で指向性を選択できます。センターベースは、Audience 42 C や122C、Contour SCやさらに SCXとも組み合わせ使用が最適です。ベースプレートにスパイク(オプション)を組み込むと、共振ダンピング力を強化するとともに、レベリング能力を増大させます。センターベースをスピーカーに装着するのは大変簡単で、アセンブリー一式を使えば、センターチャネル・スピーカーをビデオ・ディスプレーの上方または下方に目立たないように置くことができます。
寸法(W x H x D): 35 x 6 x 25 cm
ウェッジ 1ピッチ: +/- 4°
ウェッジ 2ピッチ: +/-8.8°